国家公務員共済組合連合会 虎の門病院

虎の門病院

あなたにも、私たちにも、満足度の高い医療を提供します

所在地 東京都港区
病床数  868床
導入時期 2007年3月


スーパーサポートシステム(SSS)の共同開発で高度先進医療における薬剤師をサポート!


■ 高まる薬剤リスクと求められる高度な専門性

高度先進医療を実践している当院では、重症患者さんやハイリスク薬を用いる患者さんが多く、薬剤も多剤併用のケースが多いため、副作用・相互作用等の薬剤リスクが高くなっています。

また、個々の患者さんに合わせたきめ細かな患者モニタリングと薬学的ケアを立案・実践できる体制の重要性が増している上、がん専門薬剤師研修事業の研修施設に指定されている当院では、造血幹細胞移植やがん化学療法等に対する高度な専門性も要求されています。

■ 責任が増す薬剤師をサポートするシステム 

病棟薬剤師は、チーム医療の中で積極的に患者さんと面談し、持参薬管理、服薬説明・支援、副作用モニタリング、処方設計支援を行い、医師・看護師と協議し薬学的な視点から有効で安全な薬物療法の責任を担う立場になってきています。そこで、臨床薬剤師が行う多岐にわたる業務を効率的かつ高品質に実践できるように支援するシステムを構築すべく、1年間かけて(株)アイシーエムと共同開発を行ってきました。

このスーパーサポートシステムは、薬剤師が病棟業務を行う上で必要な情報・機能をノート端末1台でサポートしうるものです。今後、時代の要請と医療薬学の進歩に合わせ、必要な機能を順次追加し、薬剤師の職能を生かす情報武装ツールとして活用していくことを考えています。

 



■ チーム医療の中の薬剤師をサポートするシステム

現在、当院では、各病棟(11病棟)に1名の専任薬剤師を配置し薬剤管理指導業務を行っています。高度先進医療を実践している病院において、薬剤師がチーム医療の一員として薬剤管理指導業務を行うこと、薬学的ケアにより患者QOLの向上に寄与することが重要です。
当院の状況として、比較的経験の少ない薬剤師であっても、専門性に対応した臨床スキルと幅広い医薬品関連の情報に基づいた薬学的ケアを実践し、さらに多くの患者さんに効率的に対応することが求められています。そのためには、効果的にサポートしてくれるシステムの活用が必要だと考えました。

■ 法令改定にも柔軟に対応できるように開発

そこで今回のスーパーサポートシステムの開発にあたってのキーワードを「①持参薬確認、②薬学的ケアの標準化と効率化、③専門性への対応」としました。
これらの機能は、経験の浅い薬剤師からベテランまで、便利に利用することができています。
また、今回の診療報酬改定等のケースに対し、タイムリーかつ柔軟な法令対応した機能を追加搭載できるシステムとして開発していただいていることも心強いところです。現在は、今回の薬剤師関連の改定の柱の一つである後期高齢者退院服薬指導支援の機能を追加開発するための作業を進めています。



※(ご注意)この記事の内容に関するご質問等は、株式会社アイシーエムまでお願いいたします。