川口市立医療センター

川口市立医療センター

市民に信頼され、安全で質の高い医療を提供します。

所在地 埼玉県川口市
病床数  539床
導入時期 2016年3月


スーパーサポートシステムの導入の効果


■ 病棟業務の「合理化」には新たなシステムが必要

 病棟での薬剤師の業務は、これまでの薬剤管理指導業務に加え、病棟薬剤業務がある。当院では今年度中の病棟薬剤業務の実施加算算定を目指しており、病棟業務の合理化を検討していた。

 病棟業務を効率的に行うための支援ツールと「スーパーサポートシステム」を選定し、平成28年5月より稼動した。 


■ 病棟業務の「合理化」+「標準化」を実現するための最適なツール

 電子カルテ端末をベットサイドで使用するには大きすぎるため、これまで紙に出力した患者情報をもとに服薬指導を行っていたが、このシステムを導入したことで、タブレット端末で患者情報を確認しながらベットサイドで服薬指導することができる

 当院オリジナルのチェックシートを作成し、それに沿って説明項目をチェックすると、そのまま服薬指導記録として文章化されるので、服薬指導の記録を入力する時間が大幅に短縮でき、業務を効率化できる。チェックシートには最低限説明すべき事項を漏れなく網羅することで、薬剤師個人のスキルに依存しない標準化した服薬指導が容易に実現できる。

 指導した薬剤のなかにハイリスク加算対象薬が含まれていた場合、それに応じた点数が算定できるようにサポートしてくれるので、算定漏れがなくなる

 電子カルテシステムと連携し、疾患名、持参薬を含めた処方、注射、臨床検査結果などを相互にチェックをかけることができ、大幅な業務の効率化を実現した。

 今後はさらに化学療法のレジメンごとに作成する指導用資材とこのシステムのチェックシートの内容を統一・標準化し、誰でも必要な項目を正確に漏れなく服薬指導でき、さらに服薬指導の記録にかかる時間の短縮を進めていきたい。

木漏れ日イメージ

■ 今後の薬剤師像

 安全で質の高い医療を提供するために薬剤師にはさらなるチーム医療への参画が求められる。そのためには便利なシステムなどのツールをうまく活用することで、今行っている業務の質や量を低下することなく合理化させ、時間的なゆとりを持つことが可能となり、チーム医療に今以上に参画できるようになる。患者さまにとってよりよい医療を提供することを常に考え・行動できる薬剤師でありたい。


病院内ロビー


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